こんにちは、恵です。

 

5回にわたって連載してきた「合格への道」ですが

いよいよ、今回が最終章です。

 

皆さん、これまでの記事はしっかり読んでいますか?

 

今回の"まとめ"では、司法書士試験を一発で合格する上で

これがなければ合格できない「最後の肝」とも言える

非常に重要なことをお話ししていきますので

今回の最後までしっかり読んでいってくださいね。

 

 

 

4年間司法書士の予備校に通い、やっと合格

4年間の受験勉強で思った事は、

 

1番目に大事なことは、毎日少しでも勉強し習慣にすること。

・記憶はなかなか定着しないものです。

 

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実際、試験合格に向けて日々頑張って勉強をしていても

悲しいことにその内容というのは、殆ど定着しません。

 

皆さんも、せっかく勉強したのに

次の日には、すっかり忘れているということはありませんか?

 

おそらく、殆どの人が経験したことがあるかと思います。

 

では、インプットしたものが定着しないのか?

何故なら、人間は本来そういう構造につくられているから

なんですよね。

 

それを証明するのが、エビングハウスの忘却曲線です。

 

この研究結果は、割と知られていることなので

知っているという方も多いかと思いますが

下の図のように人間の"記憶"というものは

 

20分後には、インプットした内容の42%を忘れ

1時間後には、56%忘れ

そして、1日後には74%も忘れてしまいます。

 

 

 

だから、反復がとても重要で

反復なしでは記憶の定着はあり得ません。

これは暗記できないことを『記憶力が悪い』と言い訳できないですね。

違った方向から見れば、誰でも反復すれば記憶の定着率が上がるということでもあります。

 

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2番目に大事なことは、重要な箇所とそうでない箇所に分け、重要箇所は必ず覚える。(何回も反復して下さい。残念ながら人間は忘れるようにできてますから)

 

・重要な箇所だけは確実に暗記、重要度の低い箇所はバッサリ切り落とす。

 

どの箇所をバッサリ切り落とすかですが、予備校では教えてくれますが

独学では判断が難しい時もあります。

そんな時は、参考書の太字や赤字で書かれた箇所は一般的に最重要箇所だと判断し覚える。

 

 

3番目に大事なことは、司法書士試験本番で時間は有効に使うこと。

 

当たり前の事ですが、事前に計画的に配分を考えて

試験当日にできるように練習も必要です。

その為に予備校の模擬試験を受けに行くのもいいと思います。

ここでの目的は時間配分の練習ですので

模擬試験の結果に一喜一憂しないでくださいね。

 

分からない問題には決して時間を使わないでパスすること

・択一問題は正しいものの組み合わせ等、パズルだと思って気楽にスムーズにする事。

時間は出来るだけ記述問題に残す事。(落ち着いて問題を読み必要な判断をするため)

午前中は択一問題のみですが、ゆっくりじっくり問題を解いてはいけません。

午後の時間もゆっくりじっくりも、解いた方が良いのではと思ってしまいます。

もし、ゆっくり丁寧に解いていたら

試験開始の一時間後には大きな後悔をしてしまうことになります。

『残りの問題と残り時間』を考えると

『もう無理』と冷汗ものです。

なのでパズルゲームのようにスムーズに通過しましょう。

 

択一問題は短時間で終わらすこと。

短時間で終わらす為に、問題は2、3問題読んだら答えが出していくこと。

(全てを読まなくても答えが出る様になってます)

 

・記述問題に関してはじっくり隅々まで問題文を読むこと。

(読み進めながら、解答に必要なことは1箇所にまとめてメモしていく、きれいに書かなくても自分だけが分かればOK)

 

大事なことは、これくらいですが

受験生の時期は長いためモチベーションを保つよう心掛けて下さい。

ちょっとしたことで

心が折れそうな事があります

多分多くの人が経験してますので、当然にある小さな山だと思って

前に進んで行けばOKです。

と言ってもやはり不安や焦りがあり消えない時は

少し勉強から離れて休憩して😮‍💨😮‍💨

リフレッシュしてから帰って来て下さい。

疲れた状態では効率が悪いですし、体調にも悪いので

無理は禁物です。

 

 

司法書士試験合格までに使った教材は

*予備校のテキスト(理解が出来てある程度暗記が出来ればOK)

*過去問(ある程度の暗記を問題を解きながら正確な暗記に)

*記述に関しては予備校の答練や模擬試験で(ひたすら申請書を書く、スラスラ書けるまでする)

六法は殆ど読む事はしませんでした、重要な箇所は予備校のテキストに書いてあります。

 

一般的には少ない教材だと思いますので

できるだけ何回もグルグル回しました。

(テキストは色々買ってみたくなりますが、買わないで下さい。

どの本も基本的に司法書士試験合格のための本です、内容はそんなに変わらないです。)

 

 

司法書士試験合格への道は、少しエッと驚かれる箇所もあると思いますが、

とてもシンプルに、丁寧にすべき事とそれ以外に分けて

司法書士試験に不要最低限必要な部分のみの勉強で合格を目指します🤭

 

勉強方法は個人差がありますので

ご自身に合いそうなところだけ見て頂ければと思います。

ご自身に合った勉強方法が1番です。

 

合格後分かったのですが

合格者の年齢は高いです、正直ビックリするほどで😱

20代の方が目立ってしまうほどです。

なので高齢になっても合格できる試験なんです。

「年齢的に暗記は出来ないなんて言い訳は通用しません🤣」

最後までやり切った人だけが合格証書を手にしますので

挫けないで受験して下さい。(何回でも受験できますので)

年々減少する受験生、合格者では寂しいです。

次世代の新しい司法書士先生の誕生を心待ちにしております。

 

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